【家具の基礎知識】テーブルの種類と役割について解説。

ダイニングテーブル以外にもテーブルはたくさんあります。天板がガラスや木材、石など多種多様です。テーブルにはどんな種類がありどんな役割があるのでしょうか。

テーブルというとダイニングテーブルを思い浮かべる方は多いと思いますがテーブルにはたくさんの種類と用途があります。今回は基礎知識編としてテーブルについて解説していきたいと思います。

 

ダイニングスペース用

最近はダイニングテーブルでパソコンや書き物をするなど食事専用として捉えている方は減少していると思われます。ライフスタイルの多様化から役割もいろいろとシチュエーションによって求められるのではないでしょうか。

 

♦ダイニングテーブル(4本脚) Dining table (4 legs)

シンメトリーかつシャープなデザインで、機能性のあるダイニングシーンを演出します。 毎日の暮らしを実用的でより便利なものにしようとするアイデア、デザインという強いメッセージ、高度な技術力が高い次元で交わり生み出された珠玉の逸品です。

4本脚のテーブルの場合、天板の四隅に脚があるのでしっかりと安定しています。見た目のデザインもシンプルになるので流行りの影響を受けにくいと思います。ダイニングテーブルは簡単に買い替える物ではありませんので重要なポイントです。

 

 

 

 

♦ダイニングテーブル(2本脚) Dining table (2 legs)

四角に脚が無いので椅子をあまり引く必要性が無いので乗り降りが楽にできます。お年寄りの方などがご使用される場合には安定感もあるのでおすすめの形状です。また、ベンチと組み合わせる場合にも有効ですね。脚間が狭くなるのでやや大きめのテーブルを選択すると良いでしょう。

 

 

 

 

♦ダイニングテーブル(1本脚) Dining table (1 leg)

優しい表情の円型の天板に、脚にはリサイクルレザーを使用する事でワンランク上のダイニングテーブルに仕上がりました。

一本脚テーブルは椅子の出し入れが最も簡単です。レストランやカフェなどでよく採用されている理由もそこにあります。限られたスペースの中でお客様同士が干渉しないように省スペースで乗り降りできることは重要です。安定感が先に紹介したテーブルに比べると劣るので一定の重量が必要になります。1本脚タイプは実物の安定感を確認して購入する事をおすすめします。

 

 

 

 

♦ダイニングテーブル(ガラス) Dining table (glass)

ウォールナット材とステンレスのコンビネーションからなる脚は、力学的なアプローチを経て、見る角度を変えると異なる表情に見えるという視覚的効果をもたらします。大胆なデザインで存在感を表しながらも、天板ガラスのエッジ部分に施したべベル加工など、ディティールに至るまで細やかな配慮を感じることができるダイニングテーブルとなります。

ガラステーブルはスタイリッシュでモダンな印象を与えます。天板が透明であれば圧迫感を感じさせないので空間に開放感が生まれます。モデルルームなどで採用される確率が高いのもそういった理由です。食べこぼしが拭きやすいメリットなどもあるので実用性も兼ね備えています。強化ガラスの強度についてはこちらの記事を参照ください。

 

 

 

 

♦ダイニングテーブル(石) Dining table (stone)

ソングドリームのアイデンティティとも言える、ウォールナット材と異素材の組み合わせによって生み出されたダイニングテーブルとなります。天板に御影石を使用する事でモダンラグジュアリーなPIETRA(ピエトラ)ダイニングテーブルが完成しました。

石のテーブルは市場には少ないですが高級感があります。木材やガラスの比べて強度に優れており傷がつきにくく、ついても目立たないというのがメリットです。最近は住宅の内装にエコカラットを採用する人が増えているので素材を合わせてコーディネートするとリビングダイニングに一体感が生まれますね。エコカラットについてはこちらを参照ください。

 

 

 

 

♦リビングダイニングテーブル Living Dining Table

ダイニングテーブルとソファーを組み合わせた新しいスタイル。食事の後にソファへ移動せずそのままくつろげるのが魅力です。テーブルトップの高さが60-65cmくらいでやや低めなのが特徴です。テーブルの大きさがやや小さめになってしまう傾向にあります。

 

 

 

 

エクステンション(伸長式)テーブル Extension table

 

天板の大きさが変えられる、伸縮可能なテーブルの総称をいいます。テーブルのサイズを状況に応じて変更できるのは応接間が無い現代住宅においては重要な要素です。

 

 

 

 

♦ゲートレッグテーブル Gate leg table

毎日の暮らしを実用的でより便利なものにしようとするアイデア、デザインという強いメッセージ、高度な技術力が高い次元で交わり生み出された珠玉の逸品です。

イギリスで17世紀頃に流行した食事用のテーブルのことを差します。エクステンションテーブルの一種で、テーブルの大きさを自由に拡張できコンパクトにしまうことができるのが特徴です。メインテーブルというよりは汎用性を重視したコンパクトなものが主流です。両方たたむとワインセラーくらいの大きさになるのでスペースを有効に活用したい方にはおススメです。

 

 

 

 

♦ドローリーフテーブル Draw leaf table

エクステンションテーブルの一種のこと。主天板の下に左右二枚の天板が仕込まれ、引き出して使う。16世紀の後期にイギリスで登場し、現在では英国調のアンティーク家具などで人気を集めています。天板表面に切れ目が発生しないのがこのテーブルの大きなメリットです。

 

 

 

 

♦バタフライテーブル Butterfly table

折りたたみ式(バタフライ式)の補助板が付き、必要に応じて天板の長さが変えられるテーブル。 補助板を下に垂らすと部屋が広く使えて、水平に伸ばすとテーブルが広く使える。日常生活や来客時などシーンによってフレキシブルに使い分けることができる。
https://flymee.jp

折りたたみ式(バタフライ式)の補助板が付き、必要に応じて天板の長さが変えられるテーブル。日常生活や来客時などシーンによってフレキシブルに使い分けることができます。つっかえ棒だけで天板を支えるタイプは強度に若干の不安があります。

 

 

 

 

♦ビストロテーブル Bistro table

限られたスペースを最大限に利用するために開発された、小さいテーブルのことをいいます。円形状または、正方形の天板の中央に脚が1本付いた室内用や、軽量で折り畳み式の屋外用まで様々なタイプがあります。

ビストロの定義はお酒を飲むこと、簡単な食事、カフェもできるとされています。そのような使用用途なのでお洒落なカフェなどにあるカジュアルなテーブルの事を、総称してビストロテーブルと呼びます。

 

 

 

 

 

リビングスペース用

リビングスペース用は基本的にはローテーブルが中心です。ダイニングテーブルと違い高さには決まりがありません。床に座るアジア圏と欧米では天板の高さも変わってきます。また、モデルルームなどで使うリビングテーブルは高さ30cm以下の物も多くあります。逆にサイドテーブルなどはソファのアーム部分と同等の高さが多いので50cmくらいの物が多いですね。

 

 

♦センターテーブル Center table

Walnutの突板仕様です。卍型の脚は安定感を保つ上でも正しいデザインです。シンプルなデザインはモダンインテリアにマッチします。

リビングテーブル、コーヒーテーブルなどとも呼ばれます。ソファの前に配置して飲み物やリモコンなどを置いたりする使用頻度の高いテーブルです。海外の商品は床に座る文化が無い地域が多いので高さがやや高めのテーブルが多くあります。(特にアメリカやカナダなど)日本では床暖房などがあり低いライフスタイルを好む方が多くいらっしゃいます。その影響もあり座卓と同じような高さ(約38cm)くらいの高さが多く市場で受け入れられています。

 

 

 

 

 

♦リフティングテーブル Lifting table

ソファに合わせて使用する際も、普段はローテーブルとして雑誌や飲み物を置くのにちょうど良い高さに、食事や作業をする際には高さを出すなど、必要に応じて高さを調整することで身体に負担もかからず快適な生活をサポートします。フラップ式の天板は広げると幅150cmになり、チェアを合わせて6名が着席できるダイニングテーブルとしてご使用できます。
https://flymee.jp

高さが自在に変更できる昇降式のテーブルで高さを変えることでデスクやアイロン台など一定の高さが必要な作業台として使えます。ソファに合わせた低めの高さでリビングテーブルとして使うなど、シーンに応じてテーブル1台が様々な用途で活躍します。2枚の天板を広げて拡張できるものもあります。

 

 

 

 

 

♦リフトアップテーブル Lift-up table

天板をリフトアップする事で、ソファに座ったままの使いやすさと収納スペースを兼ね備えています。 現代生活に必要な機能性を装備する事で、モダンインテリアの新たな定義を表現することに成功しました。 様々なソファやチェアを合わせ、幅広いコーディネートに対応する事でしょう。

ソファに座ったままでテーブルに手が届くリフトアップ式天板のセンターテーブル。リラックスタイムをより快適にするテーブルです。跳ね上がるテーブルの下は収納になっているものが多いです。リモコンだけでもTV,DVD、エアコンなどたくさんあるので収納があるのは助かりますね。

 

 

 

 

 

♦サイドテーブル Side table

ソファや椅子の横に置く、補助用の小さなテーブルのことです。ソファでコーヒーを飲んだり、リビングチェアーで本を読むとき近くに物を置く場所があると便利です。個人的には移動が簡単にできる軽いタイプがおすすめです。。

 

 

 

 

 

♦ネストテーブル Nest table

ネストテーブルとは、同じデザインで、サイズが異なり、入れ子式に3~4卓収納できるテーブルのことです。 「ネスト」とは入れ子式の一組の箱の意味で、一番大きなテーブルの下に同じ素材でできた小さいサイズのテーブルが入っています。 アンティーク家具でもネストテーブルは人気で、天板にタイルがあしらわれたものや、G-plan社製の
http://crashgate.jp

ネストテーブルとは大・中・小3個のテーブルがセットになっているテーブルのことです。 同じデザインのサイズ違いのテーブルが、入れ子式(=ネスト)にしまえるのが特徴です。 それぞれのテーブルの大きさがひとまわりずつ違うので、順々にしまいこむことが出来ます。

 

 

 

 

 

♦こたつ

四つ足の机に布団を掛けた日本伝統の暖房器具です。 テーブルと暖房の二つの機能を兼ねており高さ40cmほどが一般的です。最近はダイニングテーブルと椅子を使用するこたつも販売されています。

 

 

 

 

♦座卓

座卓とは、床に座って食事や団らんをする際に使うテーブルのことです。座卓は、天板に脚をつけて固定しています。床の上に座って使用するため、脚が短く、床から天板までの高さは30~40センチのものが一般的です。天板は、長方形、正方形、円形など様々な形があります。

日本人の食卓としてトラディショナルである座卓。折り畳み式のタイプであれば、使わないときに収納できるためスペースを有効的に活用できます。限られた空間を効率よく使える正に日本的なテーブルです。

 

 

 

 

その他のスペース用

♦デスク desk

デスクは従来書斎に配置するものでしたが最近の傾向はリビングと隣接する場所に配置するケースも多く見られます。パソコンを家族で共有する方が増えてきているのが要因かと思われます。

 

 

 

 

 

♦ライティングビューロー Lighting Bureau

https://www.ashley-furniture.jp

「ライティング(=書き机)+ビューロー(=戸棚)」という意味で名前の通り、 1台2役で利便性の高い家具です。デスクとして使用していない時は奥行きが浅く済むのでリビングやダイニングにも設置しやすいというメリットがあります。しかもデスクのごちゃごちゃを隠せるというのも嬉しいですね。

 

 

 

 

 

♦コンソールテーブル Console table

花瓶や絵、写真などを置く装飾的な要素として取り入れられることが多く、玄関やリビング、人の目につきやすい場所で使われています。最近はシンプルなデザインも多くダイニングスペースなどにも配置する方も増えています。

 

 

 

 

 

♦ナイトテーブル Night table

寝室のベットの脇に置く小さめのテーブルことです。ベッドサイドテーブルと呼ぶ場合もあります。(見た感じは小さめのチェストですが…テーブルと呼びます。) 目ざまし時計や携帯、照明などの小物を置くために使用するのが一般的です。

 

 

 

 

 

おまけ

気をつけておくと良い事

木製のテーブルの上に鍋などの熱いものをそのまま置いてしまうと、塗装が剥げたり変色したり、また浮きあがったりして変形しまうこともあるので注意が必要です。また、熱だけでなく水分にも弱く、水滴のついたグラスなどをそのまま放置しておくと、輪染みの原因にもなります。下の画像のようなマットを敷くのも対策の一つです。

テーブルは物を置いたり作業をしたりと傷がつきやすい家具です。傷対策としてよく購入される透明のマットをご存知かと思います。個人的には敷かない方が木の質感を感じることができるので良いと思うのですが小さなお子様がいらっしゃる家庭など状況は人それぞれです。最近は宿題などもお母さんの目が届くダイニングテーブルでする家庭も多いようです。そのような場合には、PSマットを使用するとテーブルの表面に負担がかかりませんのでよいと思います。

 

 

 

 

まとめ

テーブルの役割は、家族の楽しい食事、友達といっしょにテーブルを囲んでおしゃべり、お子様の宿題などのお勉強、などなど生活シーンの中では欠かせないアイテムといえます。大きさや機能は多種多様ですので自分のライフスタイルに合ったものを選びたいものです。また、テーブルは椅子に比べて寿命が長い場合が多いので流行などの影響を受けにくいシンプルなデザインがおすすめです。

 

 

 

新商品のご紹介

songdreamの新しいコンセプト「Urban luxury style」のご紹介です。

ブラックを基調にしたシックで都会的な暮らしを提案するインテリアスタイルです。

songdreamの人気のソファ「ルシェロ」のピーコックグリーンとブラックオークのトレイの組み合わせは単純な白黒のモノトーンインテリアにはないアクセントを与えています。

 

 

 

 

 

 

伸長式ダイニングテーブル「アレッタ」のセラミック天板仕様が発売です。

セラミックは熱や傷に強くビジュアルだけでなく機能性にも優れています。

椅子は新作のArteDiningChairです。

 

 

 

 

OBLO(オブロ)ダイニングテーブル

革新的なデザイン哲学のもと設計されたOBLO(オブロ)ダイニングテーブル。印象的なプロポーション、斬新なオーバル型天板、ダイナミックで迫力のあるベースはデザイン性と優れた安定性能を両立。こちらは天板に9㎜厚のイタリア製艶ありのセラミックを採用する事で、よりラグジュアリーなダイニングテーブルへと昇華することに成功しました。

 

 

BARETTA(バレッタ)ソファ

丸みを帯びた美しい曲線からなるBARETTA(バレッタ)ソファ。円形のフォルムはクラフトマンシップとディティールへの拘りとともに、新しいレベルにまで洗練性を高めています。デザインホテルのラウンジをイメージさせるような、非日常的な空間を創造するBARETTA(バレッタ)ソファは、さまざまな空間にやさしく調和し快適な時間を提供します。脚6本。身体を預けてリラックスできる同色のクッションが4個付属します。

 

 

MARINEO(マリネオ)リビングチェア

優しいカーブ、円を描くようなデザインが美しいMARINEO(マリネオ)リビングチェア。柔らかな印象を与えるだけではなく、適度な強度と優れた快適性を生み出しており、コンパクトながらも非常に優れた製品です。

 

回転式となりますので機能性と高いデザイン性を手に入れており、様々なシチュエーションでお使いいただけるラウンジチェアです。クッション付属。

 

 

ANDREA(アンドレア)リビングチェア

革新的で快適、美しさを兼ね備えた繊細なデザイン性のANDREA(アンドレア)リビングチェアです。美しい曲線のシート部を初め、あらゆるディテールにおいてラインが美しいプロダクトです。凜としたフォルムは洗練されたイメージを与え、ファブリックとすっきりとしたスチール脚のコントラストはオブジェ的な要素が強いデザインリビングチェアに仕上がりました。

 

 

BELVA(ベルヴァ)  ダイニングチェア

チェアの機能とデザインを極限まで追求した、BELVA(ベルヴァ) ダイニングチェア になります。
背もたれと座面による“水平”と、背もたれから後脚にかけて一体となるT字型のフレームとスチール製の前脚との“垂直”により、水平垂直を基調とした無駄のない洗練された造形美を表現することに成功しました。クッション性が心地良くホールド感のある座面の張地は40色のファブリックの中からお選びいただけます。

 

PACE(ペース)Ⅱ コンソールテーブル

songdreamが提案するコンソールテーブルは、重厚でありながらも軽快感のある仕上がりになっています。 オーソドックスな2本脚のデザインは、ダイニングからリビングへとそのまま展開も可能です。また全面塗装仕上げにより、お部屋の間仕切りとしてもご使用して頂けます。引出し2杯で収納力もあり汎用性の高いアイテムです。

 

 

 

 

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Only One Dining

360-16

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