新築で間取りに悩んでいる方必見!!「広さ」と「収納」の両立の解は中二階。

皆さんこんにちは。今回のブログは実際に納品させていただいたお客様の事例を紹介したいと思います。今回の事例は住宅の構造や設備に特徴のある作りでしたので紹介したいと思いました。

 

 広さと収納について

 

新しく家を建てる方の間取りに対する2大テーマがあります。

それは何かと言うと「広さ」「収納」です。

この2つは新居に必ずお客様が求める項目になります。

収納をたくさん作るとそれだけ空間の体積が減ってしまうので広さは狭くなります。

圧迫感を抑えるために背の低い収納にすれば部屋は広くなりますがその分収納力が落ちます。

この2大テーマは概ね反比例してしまうのが悩ましいですね。

 

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納品事例のご紹介

 

今回ご紹介する物件はその収納と開放感を両立させる構造を持った家です。愛知県名古屋市にある新築住宅です。

 

 

 外観

まずは夕景外観。特徴的な丸窓が引き立ちます。より高級感あるモダンな雰囲気でしす。

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玄関

玄関には大容量のシューズクローゼットを設けられていました。

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実は収納において玄関というのは重要な場所です。

単純に靴や傘のみでなく自転車であったり、お子さんが野球やサッカーをしていたらその道具関連など部屋の中に持ち込みにくいものは意外と多いと思います。

玄関は出入以外ではあまり使わないので収納空間としての役割に特化させやすい場所です。

(私はマンション暮らしなのでこれは本当にうらやましいです。)

 

 

LDK

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生活空間に関する「広さ」と「収納」の両立の解ですがダイニングキッチンの上部に中二階を設定しリビングの上は吹き抜けにして開放感を維持するということです。

これにより収納力と天井の高さによる開放感の両方を得ることができます。

結果的には2.5階建てということになります。

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特にこちらの画像はリビングの天井の高さが非常にわかりやすい画像です。

 

 

シアタールームとしての中二階

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今回購入されたお客様は中二階をシアタールームとして使用されていました。

おそらくその他の充実した収納で中二階を収納部屋として使う必要性がなかったのでしょう。

これから家族が増えたりすればいずれ使うかもしれませんがそういったフレキシブルさを持つ事は重要ですね。

ちなみに余談ですがホームプロジェクターを設置するお客様が最近接客していて多く感じます。

(特に集計した訳ではないのであくまでも感覚的にですが、、、。)

電動リクライニングソファ『ALEX』も発売されましたのでプロジェクターに関してはいずれ細かく特集したいと思います。

 

 

電動リクライニングソファ『ALEX』に関してはこちら。

 

 

一体型のダイニングキッチンについて

せっかくの納品事例紹介なのでダイニングキッチンについても少し触れてみたいと思います。

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この画像を見てお気づきの方もいるかもしれませんがダイニングとキッチンが完全に一体化しています。一般的にはキッチンの高さは85cmが標準です。songdreamのダイニングテーブルの高さは75cmが標準です。本来はここに10センチの段差が発生することになります。

 

天板がダイニングキッチンで高さがフラットなのでダイニングスペースはやや高めです。今回のご提案で少し苦労したのがこのダイニングスペースの高さに合わせるダイニングチェアです。普通のチェアーを選んでしまうと低すぎて食事をすることができなくなります。

 

今回85cmのテーブルトップから逆算したのでシートハイを58cmになるようにハイチェアーの脚部をカットしました。(一般的にはテーブルトップとシートハイの高さの差は25~30cmといわれていますが私は27cmが黄金値だと思っています。)

 

弊社はもともと家具メーカーで工場にあった機械を少し残しているため脚をカットしてその切り口を再度加工し直し傷がつかないようキャップをはめ直しました。ハイチエアーは一般的に普通のチェアーに比べて奥行きが浅いのでデザイン的にマッチしていてその上で深さもあるハイチェアーを探すのに苦労したのが本音です。(^_^;)

 

結果的に良い感じになってよかったです。

 

 

和室について

和室のスペースにもちょっとした工夫がありました。

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造作で収納部分が空中に浮いています。畳を傷めないために浮いたような構造になっています。普通は畳の上にタンスや飾り棚を置いてしまうので結局その跡が残ってしまい畳が痛んでしまいます。素晴らしいアイデアですね。

 

 

エクステリアについて

エクステリアについても少し触れてみたいと思います。

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画像で見て解る通り木材のフェンスで全体を囲んでいます。普通に考えると囲まれてしまっているので圧迫感を感じると思うかもしれませんが実際には逆です。

 

もし柵がなくて中から遠くまで見えると言う事は当然外からも見えます。なので基本的に夕方以降はカーテンを閉めてしまうのが普通です。しかしこの物件はプライバシーが完全に確保されているのでカーテンを使用する目的にプライバシーの確保というものはありません。

 

よって大きな窓からいつでも開放感を得られます。部屋の広さと言うのは原則は目で見た視界の広さで把握します。床面積は同じでも大きな窓があると当然広く感じるのは当然と言えます。所有している土地を最大限利用するなら柵で区切ってプライバシーを確保しインテリアとエクステリアが融合するのがオススメです。

 

 

まとめ

「広さ」と「収納」の新築2大テーマについてお話してきました。土地の広さがあり建蔽率があり建築基準法がありと空間は限られています。いかにして有効活用していくかとイメージを膨らませシミュレーションすることが大切だと思います。

 

少しでも多くの方が夢を実現して頂けることを願っています。そして少しでもその助けになれたらうれしく思います。

 

MIYAZAKI

 

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